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憎きアオダイショウ
(前の記事でも軽く触れましたが)
谷津干潟には、10日遅れで産卵したもう一組のセイタカ夫婦がいます。
ちょうどこの日(6月22日)、卵4個のうち2羽孵り、残りは夕方孵化しそうでした。
こちらの巣は、観察センター内からは見えない場所にあって、
外の見やすい場所は占領されていたので、隙間から覗くのがやっと。
残念ながら写真は撮れませんでした(_ _。)・・・シュン

話は少しそれますが、ついこの間までセイタカシギの巣があったところに、今度はバンが・・・。
憎きアオダイショウ_b0060961_1591221.jpg

そして、写真は撮れませんでしたが、少し離れたところにはカイツブリの巣もありました。
(ボヤボヤだけど、親子の証拠写真を・・・)
憎きアオダイショウ_b0060961_225894.jpg

と言う事で、幼い命がたくさんのこの場所。
雛や卵を狙う憎きアオダイショウがうろついていたので
そこにいた人たちは皆同じ思いで見守っていました。
そして親鳥たちは戦っていました。
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↑わかりにくいですが、左の方にヘビを追い込んでいます。セイタカは、バンに任せて雛の元へもどるところ。
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↑カイツブリと卵を抱えたセイタカ夫婦が揃って撃退しています。
写真には写っていませんが、孵ったばかりの雛はこの右の方に。
更に右奥には卵を残した巣があります。


私たちは、観察センター内からこの様子を見守っていた訳ですが
この後、セイタカ夫婦は雛に付きっきりだし
どこに潜んでいるのかヘビの姿は見えなくなるし・・・
気になった私は、二度ほど巣の様子を見に行きました。

巣の近くにはライブカメラがあって、センター内の別の場所で放映されているのです。
不鮮明で分かりづらかったのですが、雛のようにも見える何かが乗ってるみたいな・・・
でも、全然動かないから違うかな?これが卵なのかな?ほっといていいの?
と思いつつ、誰もいない巣を見ててもしょうがないか・・・と元の場所にもどりました。

そして、数分後「巣の上にヘビが乗ってる!!」と言う声が館内に響き渡り
みんな一斉に映像を見に行くと、全身乗っかっていて、親たちは一生懸命攻撃してましたが・・・手遅れという感じでした(T_T)

ホンの数分の出来事でしたが、とても悲しくなりました。。。
by kaorutch | 2006-06-25 10:23 | セイタカシギ
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